さてここまででとりあえず見積もりがとれるまでの情報を整理してきましたので次はパンフレット作成する費用を見積もってみましょう。
制作会社に見積もりを依頼する際は複数社見積もりを取るのが普通だと思いますが、きちんと条件を揃えてないと比較ができないのでただ見積もりをとっているだけということになりがちです。
実際ボクが現役の頃もそもそも条件がそろっていない見積もりを引き合いに出されて内心これでは比較にならないなと思うことがよくありました。
逆に条件が揃っていないことをいいことに制作会社にいいように手玉にとられてしまうこともあります。
これまで仕様を大まかにでも良いから決めること、自分たちでできないところをアウトソーシングしようと書いてきたのは実は制作会社に手玉にとられずに比較しやすい見積もりをとるためでもあります。
車をうまく買うにはディーラーの決算時期やノルマの達成など営業の考えていること、欲しい車をこと調べた方が有利に商談を進められるのと同じ様にパンフレットの制作においてもこちらもある程度知識を身につけておく方が有利に商談を進めることだできます。
パンフレット制作のことは一般の人は驚くほど知りません。だからこそ少しでも理論武装しているだけで驚くほど有利に話をすすめることができます。
この記事を読めば制作会社からすると手強い相手だと思われます。ボクが現役だったらあんまり外に教えたくない内容をですね。仕事がやりづらくなりますから(笑)。
制作会社何社に見積もりをとればいいのか?
いくら仕様を揃えても各社のサービスに対する考え方によって微妙に細部が変わってきます。(例えば、デザインをたくさん出す、写真素材が料金に含まれている等)
細かい部分まで比較しようとすると検討するのも大変です。
そこでボクが先日書いたパンフレット制作費の相場も参考に3社程度に絞ってしまっても構いません(但し、特殊加工などが入らない普通のパンフレットを作る想定です。)
料金表が公開されているところは確認して大幅に予算を超えていないかをみてから見積もりを依頼しましょう。
パンフレット制作の見積もりに必要な情報とは?
簡単過ぎて分かりにくいですね。
解説していきますね。↓の記事で書いたように
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パンフレットの仕様の決め方
パンフレットを制作することが決まったら一番最初にやらないといかないのが何ページのパンフレットにするか、印刷部数はいくつにするか、使う紙は何するかといった仕様決めです。 情報の入れ物としてハード的な仕様 ...
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パンフレットのページ数が価格に与える影響が大きいです。つまりこれまでの記事で書いてきた「パンフレットの仕様」がまず必要になります。
その他価格に与える影響の度合いの大きいものとして原稿の有無や写真素材の有無があげられます。
これは一番最初の記事で
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パンフレットを作ろう!でもその前に外注とコストの関係
記念すべき初投稿ですが一回目の今回は準備の準備です。 外注量とコスト、かかる手間、クオリティの関係について考えていきます。自分たちでやった方が効率がいい部分、外注した方が効率がいい部分が ...
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できるところは自分たちで、できないところは外注するのがパンフレット制作のコツとお伝えしてきましたので原稿支給、写真素材については自分たちで用意する想定で伝えましょう。
自分たちにはできないデザインと印刷は制作会社に外注するという考え方です。
紙については特殊な紙をしてしなければ基本的には好みで決めてしまった問題ありません。
一般的にパンフレットでよく使われる紙と伝えておけばいいでしょう。
部数については特にこだわりがなければ500部~1000部でいいと思います。
この部数ではあれば紙厚の違いによる価格の差もそれほど大きくはありません。
これで見積もりが出揃うの待ちます。
パンフレットのデザインという無形のものを選ぶ際に金額というの分かりやすい一つの指標にはなりますが制作会社を選ぶコツはそれだけではありませんのでそこに縛られないように気をつけましょう。
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