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制作会社の繁忙期はいつ?
年末から年始以降(1月あたりまで)デザイン会社は繁忙期に入ります。
つまりにまさに今の時期ということになります。
これは業界全体にこの傾向がありますのでいざ何かパンフレットを制作したいと思っても引き受けてくれるところがない可能性があるのです。
そして制作会社が忙しい時期は大概印刷会社も繁忙期に入ってくるので場合によっては印刷の手配がつかないということもありえます。
部数が少ないものであればまだなんとかなるのですが部数が極端に多いと本当に手配がつかないことがあります。
特に昨今は製紙会社によって紙の生産量が制限されているため流通している紙の在庫が枯渇する可能性もあります。(実際に今年の3月か4月ぐらいまではそんな状況だったそうです。)
ということで自分の身は自分で守る、相手ことを知ることで交渉を有利にするという観点で制作会社の繁忙期について書こうと思います。
繁忙期について知っておく
制作会社の繁忙期ですがまず今挙げた年末から年始以降(1月ぐらいまで)の他に下記の様にまとめられます。
・12月~1月
・3月~4月
・大型連休の前後
・四半期末
このあたりの時期に制作物の制作が集中する傾向にあります。
これはボクが昔いた会社だけでなく、他の制作会社にいた人間や付き合いのあった印刷会社にも聞いているのでほぼ業界全体の動きとしてみて良いと思います。
繁忙期を見越して準備をしよう。
パンフレットを制作したい場合はこれらの繁忙期を見越して準備をしていきましょう。
具体的には文章や写真等の素材の準備を進めておき、この時期に掛かるまでに素材をを渡せておけるようにしておけば問題ないでしょう。
あらかじめ完成時期が決まっているようであれば制作会社に相談して逆算してスケジュールを作っておいてもらうといいでしょう
一番よくないのは直前まで何もしないことです。
制作会社にしてもいきなり言われても何も打つ手がないからです。
急いで制作する時は注意が必要
急いで制作すると必ず「見落とし」がある
繁忙期に関連したことなので合せて書こうと思います。
どうしても急いで制作しないといけないパンフレットもあると思います。
そういう場合は特に注意が必要です。
ボクも経験があるのですが急ぎの案件で多いのが見落としです。
これは必ずと言っていいほど起こります。
しかも大概印刷に回す直前に発見されるという絶望的な状況になることが多いです(笑)。
主な見落としは思い込み
なぜ、このような見落としが起きるかというと急ぎの案件の場合とにかくみんなが形にすることを最優先してやるからです。
それは発注者だけでなく制作会社の人間も同じです。
そんな中時間がないので全体が出来上がった段階で一安心、中身についても確認するのですがどうしても記憶に頼ったり、焦りから完成させることに意識が行き過ぎてしまい、思い込み起こりやすくなります。
不思議なことにこの思い込み、一人だけじゃなく複数人で同じ思い込みをしていることがあり、最後の最後まで気づかないということに繋がってしまいます。
急ぎの案件の時こそ自分自身の思い込みを疑って慎重に進めていきましょう。
まとめ
制作会社の繁忙期は
・12月~1月
・3月~4月
・大型連休の前後
・四半期末
であることが多いです。この時期に入るまでに原稿を用意して渡しておけるようにすれば大体大丈夫です。
納期が決まっている場合は特に事前に相談しておきましょう。
止むなく急いで制作する場合は思い込みに注意して慎重に確認していきましょう。
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